「新選組！」

22：44
「逆境ナイン」映画化って！？「海猿」の監督はいいんだけど主演ってひょっとして玉山鉄二なの？この玉山哲治ってのが誤植なのかなんなのか私には判別できない。

アバンタイトルに凄いロケ「新選組！」これを主要メンバーでもやってもらえないものか…。禁門の大政変ときとか真木和泉の最期とかさぁ。
寺田屋大騒動ってのは寺田屋事件ではないのね。なんというか小劇団大河の真骨頂。最もどたばたしているときなど本当に舞台のよう。そして「皆それなりにありがとう！」は三谷台詞の真骨頂か。ともあれ山南さんの翌週にこれをもってきてもらってよかったかも。なんか気持ち切り替わるかも。しかしまだキャストクレジットに「山南敬介　堺雅人」を見るとちょっと竦む。しかも（回想）とかついてないじゃな。市川にはついてるのに。っていうかあのひとこそ本当は生きてるじゃん！永倉さん早とちりだよ！長屋だけじゃなくて松前藩邸まで聞きにいったら教えてくれたんじゃないの？この山南さんは確かに回想とはちょっと違うかもしれないが。藤堂が伝え聞いた話だし。山南さんの御霊前に供えられた菜の花がなんとも泣かせる。やっぱり女子は癒し担当和み担当なんだよなぁ。明里…。だからって深雪太夫を見受けってなによ近藤さん！山南さんは坂本さんに後の歴史を変えんばかりの手紙を遺しているってのに。…なんてことしてくれるのよ山南さん。新選組にとってはとんでもない敵を誕生させることになるじゃないか。近藤さんにとっては薩長同盟がどうこうよりも坂本さんと敵対することになっちゃうことのほうが悲しいのでは。しかしそんな深刻な事態になる話を風呂という最も無防備になりそうなところでしてるってのがなんともギリギリのバランスというか。山南さんの手紙のおかげでマッハの速度で動き出す坂本さんもちょっとねぇ。確かに一大事を起こそうとしているのはわかるけどお竜さんのことももっとちゃんとしてよ。それとこんなタイミングで桂さん呼ばないでよ。呼んでもいいけど余計なことまでいわないでよ。おかげで大変なことになってるじゃないの。桂さんもひとが悪いというかなんというか。しかしいい表情だな。
しかし藤堂はなんともタイミング悪くことを運んでくれるよなぁ。そりゃまぁ周平のことも紹介しておいたほうがいいけど事前に連絡のひとつもしてくれてもいいじゃないか。周平も不愛想だけどお年頃なので勘弁してあげてもらいたい。しかもおみつさんまで連れてくるなんて。沖田がちょっとヘコんでるじゃないか。彼女と姉がはち合わせなんて一番ヘコむ状況じゃないか。沖田だってお年頃なんだから。でも捨助をびびらせるやら桂さんに馴れ馴れしいやらちょっと面白いこともしてくれるからいいや。
タイミングの悪さでは藤堂とても斎藤にかなうものではないかも。そりゃまぁ常々5両返せよとは思っていたけど。何もこんなときに…。一応近藤さんに返そうとはしてたのね。ちゃんと御挨拶できるしいいコだなぁ斎藤は。タイミング以外は。思えば斎藤のタイミングとか間の悪さは「婚礼の日に」の「おめでとうございます」で決定付けられていたのでは。しかし久しぶりに聞いたなぁ斎藤の「オレのせいだ」しかも史上最大級のヘコみかただ。なにもあんな隅っこでぺちゃんこになって羽織紐をもちゃもちゃしてなくてもいいじゃないか。でもなんか本当に最年少に見えたわ。沖田より年下に。
お登勢さんはお竜さんにもちゃんと対処法を伝授していただきたかった。まずは帰ってきた近藤さんに状況を説明するところから。源さんもよりによった現場に居合わせちゃったよなぁ。こういうの向いてなさそうなのに。つねさんと深雪太夫が鉢合わせしてるってだけで参りそうだもんな源さん。しかもつねさんもあの簪してるし。忘れてたけどおみつさんは近藤さんの初恋のひとだし。これはちょっととてつもない状況だもんな。源さんの限界。お登勢さんもその辺もうちょっと気を利かせてほしかったよ。アドリブ副長も交えて収集のつかない事態にまで発展してるし。そりゃもう天下一の猿芝居にまで。屯所に帰ってきたときも草履ぶっ飛ばしてたしね副長は。鼻血出しながらもカッコつけて去っていく副長。オトコマエ！もう悪夢のように面白いことに。つねさんとしてはそうもいってられないけどさ。近藤さんが深雪太夫のこと好きなのを見抜いちゃったつねさんとしてもキツいけど深雪太夫としてもキツいかもなぁ。つねさんにはかなわない感じを悟っちゃったもんな。なんかふたりとも賢いのがいいのか悪いのか。わーがままーは男の罪ーそーれーをー許さなーいのは女の罪♪