「新選組!」

2004年10月22日
23:44
大ピンチ。なんで京都にいくって日に藤原達也の「ロミオとジュリエット」の特電なんだよ!妹に頼むしかないか…。

近藤さんたちが直参になれたってことはここがひとつの終着点なんだよな「新選組!」土方さんにしても「かっちゃんを武士にする!」っていう想いがずっとあったわけだし。そしてあの抱擁。嬉しさがはみだしてきちゃってるのが物凄くわかる。でもさぁ…幕府は弱ってるんだよね…。それをわかってないからあのふたりはあんなふうに手放しで喜べちゃうんだよね…。こんなときに深雪太夫の妹探しに幹部総出ってなんだよ!しっかりしろよ!とは思ったが局長副長も時勢を読めてないことに変わりはないのか…。読めてないからこそ幕府軍なわけだし。しかもその幕府が大変だってときにまだ内輪で事件起こしちゃってるんだもんなぁ。でも内部粛清もここまでってことだよな。だから今回近藤さんが法度の廃止を持ち出しているわけだし。あれがなくなることによって楽になれるのは土方さんなんじゃないか。あれって結果的にかなり土方さんを苦しめてくれたよな。最初はそんなつもりじゃなかったはずなのになぁ。なんか山南さんがあれを呪いに変えていったような気がする。近藤さんの一言でその呪いも解けたようだが。なんか最近の近藤さんは昔のことをよく口に出すようになったような。芹沢さんのこととか。懐かしくなっちゃってるのかなぁ。…なんか死期が近いみたいでイヤだよ。実際近いんだけどさ。幕府に取り立てられて御法度も廃止になって切腹することもさせることもなくなったってのに組織自体が死に向かっちゃってるんだよな。幕府と共に。やっぱり山南さんとか伊東先生とかそういう時流が読めるひとがいないとダメなんだよ。武田は軍師だけどそういうのダメだからなぁ…。近藤さんは武田のこともちゃんと見ていて努力も認めてくれてたんだけどなぁ。「私も同じです」っていってたんだよな。なんていうかそういうコンプレックスとか弱さとか志しとかをちゃんと理解してくれてる近藤さんだから今回の脱走のことも切腹ではなく生きて償えってことだったんじゃないか。法度が廃止になったのとは別に。沖田は納得してないけど。沖田はもうそういう法度とか討ち入りとかとは全然違うところに命あずけられちゃってるからな…生死に敏感になるのも仕方がない。敏感になってるからこそ武田を斬らずにいてくれたんだろうけど。「火の始末忘れないように」って何事が話し掛けたかったんだけどどういっていいのかわからずに咄嗟に出ちゃった他愛もない言葉だったのかな。なんかそういう何気ないのが効くわ。武田にしてみれば最期の会話だし。「ここでは死ねん」はまた違うじゃん。でも最期に刀を抜いたことで武田も武士として死ねたのではないか。ただの闇討ちでは終わってないよ。土方さんの「自ら蒔いた種だ」は土方さんなりの優しさなんだろうか。近藤さんが武田の死について「自分が連れ戻したりしたせいだ」って思ってしまわないように。
そういえば坂本さんって北辰一刀流だったっけ。べつにそれだから庇うってわけじゃないんだろうけど伊東道場も北辰一刀流だし。山南さんも。殊に山南さんと坂本さんは同門だったし。伊東先生の命令のこともあるけどなんかそういう繋がりもあるんだよな。そう思うと藤堂が坂本さんの護衛につけられたのもなんかちょっと嬉しいような。ふたりとも山南さんについては色々思うことあるだろうし。特に坂本さんはなんか託されたわけだし。守ってあげて藤堂。その藤堂を守らなきゃいけない斎藤はやりにくそうだが。

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