「新選組!」

2004年12月18日
14:03
今日から年末年始の分厚いテレビ雑誌の番組表。あぁ〜年末なんだなぁ。茶道教室の帰り道で門松を見て「うわっ!正月!」と言って以来外に出ていない…。とっとと仕事終わらないと…ステラとテレビブロスを買いにいきたい…。

紫陽花とは「青い花が集まる」という意味の名前なんだそうだ「新選組!」だからあの板橋の処刑場に咲いていた紫陽花は浅葱色の羽織を着た隊士が集まってくれてたっていうことなんじゃないかといわれた。集まって花のように散っていった隊士たち。はぁ〜そうなのか。私は池田屋のこと思い出しただけだった。それと蛙のことも。ヒュースケンさんが「井の中の蛙大海を知らず。されど空の高さを知る」っていってたあの蛙のことなんじゃないかって。いたねぇヒュースケンさん!あぁそれで近藤さんのコルクの刻印は鳥だったのかも。空の高さを知っているんだよ。土方さんのコルクの刻印が女なのはなんとなくわかるけど鳥は謎のままだったんだよなぁ。そういうことか。でもさぁ官軍だ幕軍だって戦ってるやつらなんて程度の差こそあれどもどいつもこいつも蛙なんじゃないの。その中に空の高さを知ってるのなんて何人いるかって話だよ。いやぁでもこれって本当に無駄なところがひとかけらもなかったドラマだったんだなぁ。仇討ち眉毛大村だってまさかこんなところで再登場するとは思ってなかったもん。でも大村と会ったことで永倉さんは浪士組結成の頃の気持ちを思い出したんじゃないか。原田が見付けた落書きだって。原田って何一つ変わってなさそうに見えるけどやっぱり思うこと思い出すことはあるんだよ。あのときの皆の希望に溢れた高揚感とか。それにしても山南さんまでもが書いていたとは。でもちょっと控えめなんだよな。山南さんらしいというか。その山南さんが尾形に組の行く末を見届けろっていっておいてくれたからそれを忘れてなかった尾形は板橋で原田の特攻を止めることができたし。なんか今回って皆が昔というか原点にちょっと帰ってるよな。土方さんもやっぱり為にぃさんといると多摩の歳さんの顔になるし。為にぃさんには見えてないと思ってるかもしれないけど泣いてるのはきっとバレてるよ土方さん。土方さんは洋装して断髪したけど髪束を手で払うくせも抜けてないんだよ。鉢巻を手で払う仕種が昔のままだ。
近藤さんは子供の為に口拳骨。もうずっとやってなかったのに。こっちだって忘れかけてたのに。最後にやったのって周平がいたときだよな。周平もいなくなっちゃったな…。鍬次郎は一緒にいってやるわけにはいかなかったか。組のために残ってくれたのか。
沖田も子役じゃない沖田の最初って源さん待て待て〜!の追っかけっこじゃなかったっけ?細かいこと言い出したらきりがない。原田の「尽忠報国の士!天晴れなり!」も広岡子之次郎(だっけ?借金で斎藤に追われてたヒゲ)が桜田門外で死んだときに芹沢さんが言ったのと同じだけどあのときは原田いなかったからな。偶然としかいいようがないもんな。死んでいく者にかけられる言葉。
斎藤はまた役人に追われながら京へ向かうことになるのか。前のときは近藤さんに助けてもらって今回は近藤さんの首を助けに。あれからまだ10年経ってないんだよなぁ。源さんや芹沢さんに捻られてたコが強くなったなぁ。でもやっぱり斎藤は守りたいひとを守れないんだな。芹沢さんのときも藤堂のときもダメだったもんな。沖田のことも助けられないし。斎藤はおいていかれるコなんだな。可哀想に。
捨助も物凄い波瀾の人生歩んできちゃったけどあのひとって最初からそういう為に用意されてたひとなんだもんなぁ。近藤さん斬首のときに一緒に処刑された隊士。ただし資料がひとつも残ってない。資料が残ってないんだから物凄い自由度は高いんだよな。自由度高いからどこにでもいけるはずなのに最後は近藤さんのところにきてくれる。近藤さんが寂しくないようにひとりでいかせないようにって捨助はいてくれたのかも。最初からここに向かってとんでもない回り道をしてきたひとなのかも。2体並んだ首斬地蔵がなんだかかっちゃんと捨助だったのかもしれない。考え過ぎかもしれないけど無駄なところは一切なかったよなぁ。函館までいかずにちょっと物足りないぐらいのところで終わるのが丁度いいのかもしれないなぁ。
ところで近藤さんのあのコルクは豊田家のひとが遺品と一緒に届けてもらえないものか。

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