「世にも奇妙な物語・秋の特別編」

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「がんばった大賞」を今頃（しかも昼間）やった東海テレビ。ドラマの最終回宣伝にきていた役者さんたちの広報活動水の泡。「24時間」の裏だった「めちゃイケ」もこんな調子の扱いだったしひょっとして名古屋ってローカル野球中継多い？ドアラの陰謀？

1本目にいい話系をもってきた今回の「世にも奇妙な物語・秋の特別編」おばあちゃんと入れ代わるネタだったら前に一度やったときに恐いオチで〆ていたから「ボディレンタル」は違う系統でくるんだろうなぁという予測はついたがキレイにまとまり過ぎてないか。1本目はこれぐらいがちょうどいいのか。
規模でいったらジオンより小さいんじゃないか「どつきどつかれて生きるのさ」独立国大阪。なんか微妙に気持ち悪い感じがするのはニセ関西弁の作用か。ヅラのいい加減さよりも気になる。むしろ関西弁はちゃんとできてるほうだと思う。でもなんか違うんだよなぁ…普段のインパクトが比較的強めのキャストを持ってきてしまったからか。でもまぁこれはこれでいいか。奇妙といえばこの上なく奇妙だ。ジャンルが何なのかもさっぱりわからない。ボケツッコミドラマの割にオチが弱いがそれならどうなればいいのかというとそれもわからない。うっすらわかるのはやりたいようにやったらこうなっちゃったんだろうなぁということだけだ。
ジャパニーズホラー「死後婚」ちょっと前なら映画でこういうネタありそうだったな。このネタでもっと大風呂敷広げて2時間で。どうでもいいけどそういうジャパホラーをハリウッドがリメイクするとか言い出す度に雰囲気とか大丈夫なのか他人事ながら心配になっていた。「ドラゴンボール」の件でそんなことどうでもよくなったけどな。ハリウッドは雰囲気とかそんなこと気にしてないわ。ホラーだったら地上波でも流血OKなのか。昨今時代劇の殺陣シーンでも御法度扱いになってるのに。でもあんまり画面暗くしたりはできないのか。ホラー映画よりちょっと画面明るめの印象。テレビだからって暗くできないこともないんだろうけどなぁ。私は割と暗い画面好きだし。
大阪国のやつとは全然違うベクトルで何が何やら「行列のできる刑事」でも奇妙なら奇妙でこれぐらい投げっぱなしのほうがいいわ。逆にこれはこういうものだと腑に落ちる。これが腑に落ちる理屈もなんだかわからないが。しかし強烈に目を離せなくなるのはこのタイプだ。またこのテンションも好きなのかもしれない。
いい話とかホラーとか奇妙とかバラエティに富んでるところにもう一丁サスペンス「推理タクシー」なんかバランスとれてる。バランスいいと全体に見ごたえあった気になれる。面白いのが1本か2本あったら他が弱くても充足感あるし。ラストにいい話もってこられてさらっと〆られるよりも気持ち悪い感じを残してもらうほうが「世にも奇妙」を見たなぁという気がするのは私以外にもいるはず。